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スタッフブログ コラム 2021.02.21

キャンピングカーは冬こそ活躍!「5つのポイント」で安全に冬の車中泊を楽しもう!

キャンピングカーは冬こそ活躍!「5つのポイント」で安全に冬の車中泊を楽しもう!

冬は寒く、世間的にはキャンプのオフシーズンですが、キャンピングカーで乗り出せばどこでも暖かく快適に過ごせるため、旅行やキャンプなどに使われています。
雪山でのスノーキャンプや車中泊に向けて着々と準備し、冬山を楽しんでいる方も増えているようです。

危険対策を行えば、冬の車中泊は安心して楽しめる

冬の車中泊やスノーキャンプは他のシーズンと比べ、注意すべきポイントが多いです。
キャンプは春から秋がオンシーズンで、冬はオフシーズンと思われがちです。
しかし冬には冬のキャンピングカーの面白さがあります。
ただしこのスノーキャンプは、他のシーズンのキャンプに比べ気温が低く、降雪があるため、
普通のキャンプ以上に注意しなければいけないことが多くあります。

今回はそんなスノーキャンプで注意すべきポイントのご紹介と、さらに、冬の車中泊ならではの注意点をご紹介します。

晩秋~冬の車中泊「5つのポイント」に対処しよう!

晩秋から真冬の車中泊は、「暖房」よりも「防寒」がポイントです。
スキーやスノーボード、あるいは登山や釣りなどを楽しんでいる人ならば、冬の車中泊はやりやすいですね。
暖かく眠る方策はいくつもあります。ポイントは、寒さ対策の考え方を「暖房」ではなく「防寒」を重視する事です。
冬の車中泊「4つのポイント」とは、「冷え込み」「凍結」「積雪」「子供」です。
それぞれに対して安全に対処するのですが、第一のポイントは安眠を妨げる「冷え込み」です。
「冷え込み」は、雪国に限らず、日が落ちればどこでもすぐにやってきますね。
また正しい知識がなければ、いくら服を着込んでも、寒さから解放されることは難しいです。

まずは「冷え込み」対策を万全にし、それから「凍結」「積雪」の対策を進めましょう。
「冷え込み」対策→車と体を防寒する
「凍結」対策→凍結や雪の転倒によるケガを回避する
「積雪」対策→夜間の雪中運転を回避する
「子どもの安全」対策→落雪、雪の沢や小川などでの危険を回避する
「緊急連絡」対策→すぐ助けを呼べるようにし危険を回避する
が、冬の車中泊の「5つのポイント」です。


FFヒーターで「冷え込み」対策

車中泊の冷え込み対策は、装備によって大きく異なります。わかりやすくいえば、FFヒーターを搭載するキャンピングカーは「暖房」、一般乗用車は「防寒」が基本になります。

Air Heater(エアヒーター)の特長は、①アイドリングストップで車内を快適に暖める② アイドリングストップで燃費を削減 ③アイドリングストップでCO2と騒音を削減 ④車内の温度設定も自由自在 室内だけでなく、車外にも取り付け可能 ④自動安全監視機能付き 診断システム機能付き⑤ 維持費が安く修理点検が容易などあります。



FFヒーターとは、燃焼式の暖房器具ですが、燃焼部が室内側から独立しており、排気ガスが車内に入る心配がありません。車中泊でも安全といわれているのはそのためです。燃料は車から流用しますが、消費はアイドリングの5分の1程度。ひと晩で1ℓ程度とかなりの省エネです。ただしファンを駆動するため、サブバッテリーシステムが必要です。

ちなみに一般乗用車が「暖房」を求めても、外部電源がないかぎり、あまりよい結果は期待できないかもしれません。
でも、まったくな不可能ではありません。エベレストでも登山家はテントで雪山に向かい、防寒だけで氷点下の夜を切り抜けていますね。確かなアウトドアの知識と、信頼できるメーカーのキャンピングギアが支えているからです。それを活用出来れば一般乗用車でも冬を楽しめますね。

カイロなどによる、低温火傷に注意


湯たんぽやカイロは、長時間体に触れると、低温火傷をする場合があります。
寒い季節にお馴染みの湯たんぽやカイロは、体に触れさせることによって暖をとる道具です。
しかし人が心地よいと感じる40~50度Cの温度でも、長時間皮膚に触れると火傷を起こしてしまうのです。
50度Cなら3分間皮膚に圧迫、40度Cでも6時間程度接触していると、皮膚の細胞に異常が出るケースもあります。
冬の屋外活動中や、スノーキャンプの就寝時など、湯たんぽやカイロを使用する際は低温火傷に注意しましょう。

全窓プライバシーカーテンで「冷え込み」対策

冷気は「車の窓」から侵入してきます。
窓から伝わる冷気の冷たさは、夜、暗くなってからエンジンを切り、運転席に座ってみれば身に染みてきますね。
すべての窓を全窓プライバシーカーテンで覆えば、その冷気を遮断できます。
車内のプライベートな空間を外から隠すという効果もあり、
全窓プライバシーカーテンはその点でも理にかなっています。
またハイエースキャンパーなら、ハイエース専用カーテン スマートシェードも有効です。

全窓プライバシーカーテン プライバシーを確保するため、全ての窓に遮光カーテンを採用。おやすみ時も安心です。

ハイエース専用カーテン スマートシェード 200系ハイエース(ワイドボデー用、ナローボデー用)

キャンパー内は火気厳禁

冬の車中泊でストーブやバーナーを使うのは危険です。
冬の車中泊では気温が低く寒いため、テント内でストーブを使用したり、火を使った調理をしたくなります。
しかしテントのような密閉された空間で火器を使用すると酸素が不足し、
不完全燃焼を起こします。その結果一酸化炭素が発生、最悪の場合、一酸化炭素中毒で死に至ります。
毎年寒い季節になると、テント内で火器を使用し、一酸化炭素中毒で亡くなった方のニュースを見かけます。
テント内での火器使用は火災の恐れがあるだけでなく、
目に見えない一酸化炭素で、いつの間にか命を落としてしまうこともあるのです。
キャンパー内のような密閉された空間での火器使用はやめましょう。

冬の車中泊「凍結対策」

滑って転ばないためにはふたつの方策があります。
冬の車中泊で危険なのは、凍結して滑りやすくなった駐車場で、人が転んでケガをすることです。
高齢になると、骨折するおそれがあります。
とりわけ危険なのは、夜間トイレに行こうとして、車から降りる瞬間です。
寝起きなので警戒心も弱く、路面の凍結に気づいていないことが多いです。
それを回避するには、水が集まりやすく凍結しやすい場所を避けて、車を駐車することも大切です。
また、サービスエリアや道の駅では、トイレに近くが理想的です。
そこが空いていなければ、雪がない屋根のある通路に近い場所を探しましょう。
また念のため、簡易の滑り止めを持参しておけば、不意の降雪時にも重宝します。
多少装着が面倒でも、滑って痛い思いをするよりはずっといいですね。
雪の降らない地域でも、スニーカーやブーツに装着できる簡易の滑り止めを用意しておくと安心です。
様々なタイプがあり、雪国では通勤・通学時によく使用されていますね。

冬の車中泊「積雪対策」

動けるうちに移動するか、翌日の除雪を待つ
冬の旅にスタッドレスタイヤが欠かせないのは当然ですが、大雪時の「夜間の雪中運転」は絶対回避すべきです。

夜間の雪中運転でスリップなどのトラブルが発生すると、結果的に車を放棄せざるをえなくなります。

ならば、安全な場所を確保して、ひと晩動かさずにいるほうがずっと安全です。

その場合、実は明るい時間帯の過ごし方が重要です。
悪天候が予測される日は、早いうちに旅を中断し、まずは設備のそろった道の駅やサービスエリアに入って、
気象と道路情報を整理し、「その夜をどこでどう越すかの判断」を下すのが大切です。
もちろん、天候がますます悪くなりそうな場合は、以降の移動をあきらめ、
その日はそこで車中泊をするというのも安全な選択肢となります。
なお、もし雪道の運転や車中泊に自信がもてないときは、迷わず宿泊施設の利用に切り替えましょう。
大事なのは「冒険」でなく安全に帰る事です。危険が予測されるときほど決断が求められますね。
また、都会人は降雪地帯に行くからスタッドレスタイヤがいると思いがちだが、
現代はどこにいても雪のほうからやってくる時代だ。しかも目的地ではない場所で大雪に遭遇することもあります。
冬はくれぐれも準備万端を心がけましょう。
FFヒーターやサブバッテリーシステムがない車両の場合、厳冬期はどうしても車のエアコンを使いたくなりますが、
それはエコの観点だけでなく、自らの命を守る意味からも、控えたほうが無難です。
もし就寝中に雪が積もり、マフラーが埋もれてしまうと、排気ガスが車内に逆流して、
一酸化炭素中毒に陥るおそれがあります。
また吹雪の場合、全体が埋まらなくても車の背後から激しく吹きつけられれば、同様の危険を招くこともありえます。

サイドオーニングやタープ、リアゲートテントは雪害に注意


降雪時は、ワンポールテントが倒壊しにくい。
豪雪地帯にお住まいの方はご存じかと思いますが、雪というのは意外と重いものです。
ふわふわと空から降ってくる様子からは想像できないほど雪は重く、
新雪の場合その重さは、1立方メートルあたり50~150kgにもなります。
サイドオーニングやタープ、は雪の重みを受け止めるため、破損しやすいので、
降雪時はサイドオーニングやタープ、リアゲートテントの使用を控えましょう。
降雪を避けるためにタープを張りたくなりますが、タープに雪が積もると、破損してしまう可能性があります。
タープに雪が積もった場合、生地が破けたりタープポールが破損・倒壊する危険があります。
天気予報で降雪の可能性が高い場合は、タープの使用は控えましょう。

冬の車中泊「子どもへの安全対策」

子どもが火に近付く際は、動向を注視する
寒い季節は焚火にあたりたくなるが、小さい子どもがいる場合は要注意。
ファミリーキャンプで注意すべきは、子どもの動向。特にスノーキャンプは、
普段は味わえない非現実的な環境に、子どもがはしゃいでしまいます。
子どもが火に近付く際は、親御さんは特に注意して子どもを監視しましょう。
子どもは大人に比べて、火に対する恐怖心が薄いです。寒いからといって焚火に手をのばしてしまったり、
火の近くにある高温のものを触って火傷をしないよう、よく注意して動向を見てあげましょう。

雪遊びは危険のない場所で

雪に埋もれた沢などに落ちないよう、危険のない場所で遊ばせましょう。
キャンプ場に流れる沢や小川は、夏場は恰好の遊び場になりますが、
寒い時期は命を落としかねない危険な場所となります。
特に積雪時は水面が雪で覆われて、目視ではそこに水があると判断できないことがあります。
誤って雪を踏み抜き、真冬の沢に落ちてしまうと、あっという間に体温を奪われ体の自由が利かなくなる危険性も。
スノーキャンプで子どもを雪遊びさせる場合は、
事前にキャンプ場の管理人に、沢や急斜面などの危険な場所はないかを確認しましょう。
そういった場所に子どもが近付かないよう、よく言い聞かせ、動向を注視しましょう。

建物の軒下は、屋根からの落雪の危険性


キャンプ場の管理棟や炊事場、バンガローなど建物の軒下にも、子どもを近付かせてはいけません。
屋根からの落雪はとても危険で、特に体の小さな子どもは、簡単に生き埋めになることも。
軒下は落雪後の雪がたくさんあるため、子どもは近付きたくなります。万が一屋根から落ちた
雪が降ってきたら、自力では抜け出せなくなってしまうことを子どもに教えてあげましょう。
大人は子どもから目を離さない
小さな子どもが雪遊びをする際は、なるべく大人も一緒に遊んであげると安心。
キャンプ場は家の近所と違い、いたるところに危険が潜んでいます。子どもから目を離さず、なるべく一緒に遊んであげるようにしましょう。
大人もスノーキャンプを楽しみたい気持ちは分かりますが、家族を連れて行くなら、子どもの安全を第一に考えてあげましょう。

冬の車中泊「緊急連絡」対策


冬の車中泊やスノーキャンプの場合、緊急時にすぐ助けを呼べるようにしておきましょう。
特に注意したいのは、自分の体の異常を、自分や家族が判断しなければいけないという点です。
他人が低体温症などで具合が悪そうなのを見抜くことができるのは、客観的・冷静に見ることができるためです。
しかし人間はいざ自分のこととなると、「もう少し我慢しよう」と考えてしまいがちです。
「体の具合がおかしい、まずいかも」と感じたり、身の危険を感じた際は、消防や警察などにいつでも助けを求められるようにしておきましょう。

管理人が常駐のキャンプ場やオートキャンプ場を選ぼう


キャンプ場の管理人に助けを求めるのも、躊躇してはいけません。
スノーキャンプはしっかりした装備で臨まないと、寒さで辛い思いをすることになります。特に夜間は冷え込みが強く「眠れなかった」「車中泊に切り替えた」など、スノーキャンプを楽しめないこともありますね。
本当に寒くて辛いときは、管理棟に助けを求めましょう。管理人が常駐のキャンプ場であれば、夜間でも相談に乗ってもらいましょう。
またソロキャンプの場合、一人で恥ずかしいからと躊躇わずに、毛布を借りるなどして手を打ちましょう。

普段のキャンプより少し緊張感をもって、冬の車中泊を楽しもう

安全に気を付けて、冬しか味わえない冬の車中泊やスノーキャンプは大きな魅力です。
スノーキャンプは寒さや雪との戦いです。
誤った判断はテントやタープを破損させたり、最悪の場合、自分や家族が危険な状態になります。
しかし安全に配慮して対策を充分に行えば、冬の車中泊はこの季節ならではの面白さを体験できます。
これから冬の車中泊に行く計画を立てている方は、寒さ対策・安全対策をしっかり行い、念入りに準備をして冬のアウトドアを楽しんでください。

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